2017年10月29日
~一番高いとこから一番を眺めたくて~【北岳(きただけ)南アルプス】
「なんで二番じゃいけないの」
そんなことを言ってた議員さんがいましたけど。。
一番と二番には圧倒的な知名度の差があります。
日本で一番高い山は?と聞かれれば小学生でも答えられます。。そう富士山。。
では、二番目に高い山は?
そんな日本で二番目に高い山「北岳(3193m)」に9月上旬、登ってきました。
そんなことを言ってた議員さんがいましたけど。。
一番と二番には圧倒的な知名度の差があります。
日本で一番高い山は?と聞かれれば小学生でも答えられます。。そう富士山。。
では、二番目に高い山は?
そんな日本で二番目に高い山「北岳(3193m)」に9月上旬、登ってきました。
登山に向かう日、職場で、あのお決まりの質問をされた
「なんで山に登るんですか?」
入社3年目で今月辞めてしまう女子職員の質問だったこともあり、
再スタートする若者のためになる、含蓄のある答えを.. と思ったが
出てくる言葉は
「そこに山があるからさ」
すでにギャグになってるフレーズしか出てこなかった。。
明日(土曜日)の早朝より登るので、その日(金曜日)の夜に仲間と待ち合わせて
南アルプスに向かった。。
雨が降っていたが、南アルプスの最高峰に登る高揚感が車内に満ちていた
「神名川君 神名川君!! 雨が止んだよ!!」
「マジで。。。」
「うん!もう止んでるよ!!」
マジなんだな。。この女。。。よっし。。
「あのさ。。Yちゃんさ。。 今 トンネルの中なんだけど。。」
チーン。。。
ガハハハハハ~
芦安につき駐車場で車中泊をした。。
北岳の登山口である広河原に向かうには芦安でバスか乗り合いタクシー(ハイエース)
に乗らなければならない。。詳細はこちら
私たちは乗り合いタクシーに50分くらい乗っていったのですが。。カーブは激しいし、、ガタガタ道だし。。
めちゃくちゃ酔った
広河原で少し休んでから、登山スタート!!
登山というのは高山だからキツイというわけではなく、様々な理由があり
一つに標高差がある。 北岳は登山口からの標高差が1700メートル近くある
そのため、むちゃくちゃビビっていたが
スタートから中腹まではとても緩やかな登りで、快適に進む
嵐の前の静けさ。。
湘南乃風の曲 「純恋歌」の歌いだしという感じ。。
目を閉じ~れば 億戦の星~ 一番近くにお前がいる~
霧がかっていて景観はよくなかったけど植物などを楽しみながら進む
二俣に着くと今までとは違い、壁のような山が霧の中から見え隠れする。。
こっからが本番だ。。と覚悟する。 雪渓を眺めながら昼食をとった。
二俣の名の通り、ここから二つのルートに分かれます。
一つは北岳の名物「八本歯のコル」【はっぽんばのこる】ルート(左俣ルート)
名前がいいよね~ ボスキャラみたいで^^
こちらは丸太のハシゴを何十個もよじ登っていき、次に岩場を登っていく、きついルート
もう一つは私たちが選んだ初心者向けの右俣ルート
ただ、右俣ルートも結局は一気に高度を上げていく厳しい登りが続く。。
そう純恋歌の。。若旦那登場です。。
大親友の彼女の連れっ 美味しいパスタ作ったおまえ! っと 叫びまくってますww
登れど登れど。。稜線にたどり着けない。。
「早く稜線につきたぁぁぁい!!」
っと妖怪人間ベムのように叫びまくる 我がチーム。。
やっと稜線につきました! それと同時に雲の切れ間から、山々が顔を出します。。
鳳凰三山
しかし。。アレだけ願ってた稜線に大敵が現れた。。
今まで無風だったのに稜線を越えると冷たい強風が。。
空気が薄いのと、冷たい強風のため、足を一歩すすめるのもキツイ。。
意識が朦朧とするなか、、やっと目的地、北岳の頂上に一番近い山荘
「肩の小屋」につきました。。
北岳は明日登頂だけど、とりあげず 山バッチゲットだぜ(*´ω`*)
皆で乾杯した後、疲れと安心感で睡魔が襲ってきた。。
私とデイダラはすぐに寝てしまった。。これが間違い。。
起きると。。めっちゃ気持ちが悪い。。
高山で体が慣れる前に寝てしまうと 呼吸が浅いため。。酸欠状態になってしまう。。
私とデイダラは、フラフラ。。 デイダラについていえば、ろくに夕飯も食べれない始末。。
私は、お代わり自由ならば、必ずお代わりをする性分なため
余計に気持ちが悪くなった。。 山小屋での美味しいご飯には感謝(´ω`*)
また、男どもは休むことに。。
しばらくすると外から
「すごい!!夕日がきれい!!!こんなの初めてだ!!」
と歓声が漏れてくる。。
私はフラフラになりながらも外に出た。。 そこには 言葉で表現することができない美しい世界があった
YちゃんとF子は 男どもと違い、終始元気ww
富士山。。
北アルプス
美しすぎる。。体を通り越して心に直接景色が見えている感覚。。
もしかして。。。人間って 心でできてるんじゃないかな。。
いつの間にか、調子が悪いのはなくなった。
甲府盆地の夜景を見て、早めに就寝
↑テン泊もいいよね^^
未明に起きて星空を楽しむ
もう登ってる人もいる
徐々に夜が明けてくる
青の世界に光線が走る。。 自分の存在がゼロに近づいていく感覚になる
そして自分がゼロに近づくと。。 無限を感じる
1÷0って無限なのかもしれないなぁ
そして日の出とともに1に戻っていく。。
その後、朝食をとり
北岳の頂上を目指す。。
天気は良好
肩の小屋がすぐに小さく見えます。
八ヶ岳もくっきり見えます。
途中 突き出た岩にデイタラが登って 満足気。
北岳が間近に迫ってきます。 迫力ある男前な山だな~
そして頂上へ~ 地上で一番高いところからの富士山は。。最高
私のザックだけ異様に小さい。。ww
日本で3番目の山、間ノ岳(あいのだけ3,190m)に続く稜線と北岳山荘も見えます
下山ではラスボス「八本歯のコル」ルートを通りました。
途中で クライミングの人を見る。。こんな崖を登ってる。。すごいな~
えっみえない?
真ん中にぽつんとw
二俣まで着けば、あとは緩やかに下るだけ。。
肩の小屋で作ってもらったお弁当が美味しかった
南アルプスの主峰、北岳山行の満足感にひたりながら、下山していると
ふと「人はなんで山に登るのか?」という疑問を思い出した。。
自然とでてきた言葉は。。
「なんで みんな 山に登らないのだろう??」
掟破りの疑問を疑問で返すww
今年も楽しい山荘泊登山ができました~!
デイダラボッチ、Yちゃん、F子 お疲れさまでした^^
娘のピアノにあわせて動画も作りました
良かったら見て行ってくださいね~♪
「なんで山に登るんですか?」
入社3年目で今月辞めてしまう女子職員の質問だったこともあり、
再スタートする若者のためになる、含蓄のある答えを.. と思ったが
出てくる言葉は
「そこに山があるからさ」
すでにギャグになってるフレーズしか出てこなかった。。
明日(土曜日)の早朝より登るので、その日(金曜日)の夜に仲間と待ち合わせて
南アルプスに向かった。。
雨が降っていたが、南アルプスの最高峰に登る高揚感が車内に満ちていた
「神名川君 神名川君!! 雨が止んだよ!!」
「マジで。。。」
「うん!もう止んでるよ!!」
マジなんだな。。この女。。。よっし。。
「あのさ。。Yちゃんさ。。 今 トンネルの中なんだけど。。」
チーン。。。
ガハハハハハ~
芦安につき駐車場で車中泊をした。。
北岳の登山口である広河原に向かうには芦安でバスか乗り合いタクシー(ハイエース)
に乗らなければならない。。詳細はこちら
私たちは乗り合いタクシーに50分くらい乗っていったのですが。。カーブは激しいし、、ガタガタ道だし。。
めちゃくちゃ酔った
広河原で少し休んでから、登山スタート!!
登山というのは高山だからキツイというわけではなく、様々な理由があり
一つに標高差がある。 北岳は登山口からの標高差が1700メートル近くある
そのため、むちゃくちゃビビっていたが
スタートから中腹まではとても緩やかな登りで、快適に進む
嵐の前の静けさ。。
湘南乃風の曲 「純恋歌」の歌いだしという感じ。。
目を閉じ~れば 億戦の星~ 一番近くにお前がいる~
霧がかっていて景観はよくなかったけど植物などを楽しみながら進む
二俣に着くと今までとは違い、壁のような山が霧の中から見え隠れする。。
こっからが本番だ。。と覚悟する。 雪渓を眺めながら昼食をとった。
二俣の名の通り、ここから二つのルートに分かれます。
一つは北岳の名物「八本歯のコル」【はっぽんばのこる】ルート(左俣ルート)
名前がいいよね~ ボスキャラみたいで^^
こちらは丸太のハシゴを何十個もよじ登っていき、次に岩場を登っていく、きついルート
もう一つは私たちが選んだ初心者向けの右俣ルート
ただ、右俣ルートも結局は一気に高度を上げていく厳しい登りが続く。。
そう純恋歌の。。若旦那登場です。。
大親友の彼女の連れっ 美味しいパスタ作ったおまえ! っと 叫びまくってますww
登れど登れど。。稜線にたどり着けない。。
「早く稜線につきたぁぁぁい!!」
っと妖怪人間ベムのように叫びまくる 我がチーム。。
やっと稜線につきました! それと同時に雲の切れ間から、山々が顔を出します。。
鳳凰三山
しかし。。アレだけ願ってた稜線に大敵が現れた。。
今まで無風だったのに稜線を越えると冷たい強風が。。
空気が薄いのと、冷たい強風のため、足を一歩すすめるのもキツイ。。
意識が朦朧とするなか、、やっと目的地、北岳の頂上に一番近い山荘
「肩の小屋」につきました。。
北岳は明日登頂だけど、とりあげず 山バッチゲットだぜ(*´ω`*)
皆で乾杯した後、疲れと安心感で睡魔が襲ってきた。。
私とデイダラはすぐに寝てしまった。。これが間違い。。
起きると。。めっちゃ気持ちが悪い。。
高山で体が慣れる前に寝てしまうと 呼吸が浅いため。。酸欠状態になってしまう。。
私とデイダラは、フラフラ。。 デイダラについていえば、ろくに夕飯も食べれない始末。。
私は、お代わり自由ならば、必ずお代わりをする性分なため
余計に気持ちが悪くなった。。 山小屋での美味しいご飯には感謝(´ω`*)
また、男どもは休むことに。。
しばらくすると外から
「すごい!!夕日がきれい!!!こんなの初めてだ!!」
と歓声が漏れてくる。。
私はフラフラになりながらも外に出た。。 そこには 言葉で表現することができない美しい世界があった
YちゃんとF子は 男どもと違い、終始元気ww
富士山。。
北アルプス
美しすぎる。。体を通り越して心に直接景色が見えている感覚。。
もしかして。。。人間って 心でできてるんじゃないかな。。
いつの間にか、調子が悪いのはなくなった。
甲府盆地の夜景を見て、早めに就寝
↑テン泊もいいよね^^
未明に起きて星空を楽しむ
もう登ってる人もいる
徐々に夜が明けてくる
青の世界に光線が走る。。 自分の存在がゼロに近づいていく感覚になる
そして自分がゼロに近づくと。。 無限を感じる
1÷0って無限なのかもしれないなぁ
そして日の出とともに1に戻っていく。。
その後、朝食をとり
北岳の頂上を目指す。。
天気は良好
肩の小屋がすぐに小さく見えます。
八ヶ岳もくっきり見えます。
途中 突き出た岩にデイタラが登って 満足気。
北岳が間近に迫ってきます。 迫力ある男前な山だな~
そして頂上へ~ 地上で一番高いところからの富士山は。。最高
私のザックだけ異様に小さい。。ww
日本で3番目の山、間ノ岳(あいのだけ3,190m)に続く稜線と北岳山荘も見えます
下山ではラスボス「八本歯のコル」ルートを通りました。
途中で クライミングの人を見る。。こんな崖を登ってる。。すごいな~
えっみえない?
真ん中にぽつんとw
二俣まで着けば、あとは緩やかに下るだけ。。
肩の小屋で作ってもらったお弁当が美味しかった
南アルプスの主峰、北岳山行の満足感にひたりながら、下山していると
ふと「人はなんで山に登るのか?」という疑問を思い出した。。
自然とでてきた言葉は。。
「なんで みんな 山に登らないのだろう??」
掟破りの疑問を疑問で返すww
今年も楽しい山荘泊登山ができました~!
デイダラボッチ、Yちゃん、F子 お疲れさまでした^^
娘のピアノにあわせて動画も作りました
良かったら見て行ってくださいね~♪
Posted by 神奈川県家族 at 03:52
│北岳(南アルプス)