〜カブでゆく神奈川会秋の陣〜「ハートランド(静岡県)」

神奈川県家族

2019年11月10日 13:59

今回の神奈川会は初の静岡県開催!
ひじき静岡本部長が予約してくれました!

私はスーパーカブでハートランドに行ってきました!




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語り手は、神族の相棒、スーパーカブがおおくりいたします。


それではキックスタートd=(´▽`)=b



ブルルルン❗️











私はスーパーカブ、名前はまだない





私に乗って初の遠出キャンプをするオーナー神族。

一週間前には私の血液であるオイルも交換してくれて意気揚々



私たちオートモービルは
オーナーが大好きで、一緒に出かけることが1番の幸せ、私の心もオーバーヒート



キック1発でエンジンうならせ、いざ出発



私はゆっくりとしか進めないのでちんたらと

それでもオーナーはご機嫌だ。



富士山を見ては写真撮り




ススキを見れば写真撮る








ちなみにオーナーの気持ちや記憶は、お尻から私のシートに伝達される。これは車やバイク、オートモービルみんなができること、そしてオートモービル同士は会話もできる。


「やぁスーパーカブ!大きな荷物背負って大変だなぁ」

後ろについたピカピカのチェロキーが話しかける


「大変だけど、キャンプに行けるからへっちゃらだよ!今回は天気も良いからね!」



私はそう答えたものの、オーナー神族は天気に関しては一抹の不安を抱いているよう



そうこうしてると、オーナーがパニック状態に陥ってる
オーナーはスマホを持っておらず、私はナビを持っていない、唯一の地図はオーナーが書きなぐったもの、、





案の定迷ってしまい、同じところをグルグルと、私のお腹はどんどん空いてくる。



何とか、たどり着けた安心と長年会いたかった方と会えた喜びで思わず抱きつく神族





私はサイトのど真ん中に鎮座したので、ほとんど見渡せ、会話も聞こえてくる。





「みんなーごめんごめん、随分待たせちゃったね」

「待ってねーよ」

「そう言いなさんな シャンパン買ってきたから乾杯しよう!」




「あれっ!このシャンパン トップバリューって書いてあるよ!」



「グハッ(;>_<;) 」



神族ひるむも宴はスタートしたようだ














子供達とひょんなことから、かけっこ対決に、圧倒的な差をつけて、神族完勝。我がオーナーながら大人気ない。



そうこうしていると

料理が続々出てくる。



















ガソリンしか食さない私でも、思わずタンクがグーっと鳴りそうだ。



すごいっ!うまいっ!大きな声が聞こえる方を見ると、自分で釣ったアジを捌いてる方が







ちなみに、この方とうり二つの方がいて、オートモービル達からはレビンとトレノと言われているのはここだけの話










夜の帳が下りたころ、さっそうと女性キャンパーがやってきた。黒い革のコートをはおりながら、鋭い目で手早くテントを建てる姿はキャンプ界のニキータ



忙しい合間をぬって駆けつけてくれた嬉しさから、めずらしく神族手伝おうとするが

「神族はいらない」とニキータに瞬殺されていた。







私がキャンプに同行して思うのはキャンパーは皆働き者だということ

いやっ正確に言うと神族以外のキャンパーは働き者である。







リコピンたっぷりのトマトのお酒をくれたこの方も前菜からメインディッシュ、しまいにはフルーツまで作ってくれて、やっとイスに座ったと思ったらお地蔵さんのように寝てしまう。本当にお疲れ様である。






その一方、神族の隣に座る、先ほど神族と抱き合っていた方は山のフドウのように動かない。


神族は同胞を見つけ嬉しそう、積もる話に花を咲かせていた。




しかし、しばらくすると、ついに山のフドウが動きだす。

黒ぢょかという鹿児島の酒器で焼酎のお湯割りを振る舞いつつ、小さいランタンでイカを炙り、みんなに提供していく、これが大好評。







おもわず神族
「裏切りの星、ユダめっ」
と叫んでいる。



ただ、帰りの道中、神族は、初めて会った人といきなり抱き合った経験もないし、あそこまで打ち解けたこともないと嬉しがっていた。なお、引き合わせてくれた静岡本部長に感謝していたことも申し添えいたします。








夜も更け、オーナーたちが眠りについたあと、私達オートモービル達のオーナー自慢大会がはじまる。





ある外国生まれのオートモービルがオーナー家族と行った九州や中国地方の旅の話に、オートモービルみんなのライトが釘付けになった。
「オーナーパパはすこしドジなんだけど!いろいろなところに連れてってくれる楽しい家族だよ」
と誇らしげに照れ笑いをしていた。










翌朝になり、オーナー神族も落ち着いてきたみたい。



今回のキャンプ場の予約をとって頂いた静岡本部長とテン泊やソロキャンの話を楽しそうにしている。ソロキャンだと私の出番も増えそうなので是非実現して欲しい。





日が昇るにつれ、一台一台と帰っていく

無事故でまた会おうと健闘を讃えながら送り出す。






神族も一泊で帰る予定だったが私のお腹が空きすぎてフラフラになってしまったこともあり、追加料金を払い延泊をした。

バイク泊は1500円.二泊でも3000円という安さだったみたいです。




すでにテントをしまい込んでいた神族、関西からはるばるやってきた夫妻の幕に泊めさせていただいた。



奥様に貴重品を幕に入れてくださいと言われ、この夫妻に頂いたカールを1番に入れていた。


こちらの方は、神族が憧れていたキャンパーで、行きの道中では嬉しさと緊張が伝わってきた。
遠くから来てくださるのでなんとか楽しんでいただきたいと思っていたのに逆に美味しい食事と快眠できる場所を提供いただき、お世話になりっぱなし、帰りの道中では感謝でいっぱいでした。

また、この方の腹話術ならぬ腹ワン術を思い出し未だにニヤニヤしていることはここだけの話です。








三日目の未明

昨夜の通り雨が嘘のように晴れ渡る。

昨夜、フォレスターのオーナーがテントからでて来た瞬間、雨の強さが増したのには、さすがのフォレスターも苦笑いをしていた。








ただ、この方のおかげでこの会があることを、オーナー皆が感謝している。

そのことは、オーナーのお尻から私達オートモービルみんなに伝わってくる
















私は暗闇にたたずむ富士山を眺めていた。


暗闇の中から陽の光によって富士山が現れた瞬間

富士山は「ある」から「いる」に変わった







日中は万物の視線を一心に受けていた富士が、今度は逆にすべてのものを睨みつけるようにそびえ立つ。



そして、またたく間に富士は「いる」から「ある」に戻ってしまった。







悠久の時を超え、そびえ立つ霊峰富士だからこそ「いる」と「ある」を繰り返すのか




私達は一方通行の片道切符で一生を終える時だけ「いる」から「ある」に変わる。

それがいつどのよう変わるかは、誰もわからない、、経年劣化かもしれないし事故かもしれない。



すべてのものが「いる」から「ある」に変わってしまうことを考えると

恐くて、寂しくて、悲しくて


何を祈っていいのか、何を願えばいいのかわからなくなってくる。





ただ、いつもいきつく答えは一つである




それは

今を精一杯生きることしかないということ







さぁ、家に帰ろう!









私はスーパーカブ名前はまだない




今日もオーナー神族を乗せてどこへでも










〜ちゃんちゃん〜






いやいやぁ


今回のキャンプはいつも以上に皆様にお世話になりました。

特にJDさんについては、初対面にも関わらず食欲、睡眠欲どちらも満たして頂いて、大変感謝してます( ´ •̥  ̫ •̥ ` )
物を食べた瞬間笑ってしまうことって本当にあるんだとJDさんの角煮で知りました!
懲りずにまた会ってください!


初めましてといえばどんぐりりんさん!やっとあえましたねー!でもやっと会えた感は最初の10秒くらいだったのは私だけでしょうか?笑笑 あっという間に打ち解けてしまい、何度か頭をはたいてしまったような、、失礼な奴ですみません(*_ _)今後ともよろしくお願いします(*´∀`*)



レギュラーの皆さんも(ひじき本部長もすでにレギュラーですがなにか?)


楽しい時間と美味しい料理をありがとうございました!





あっやべー あっこたんも初参加だった、、
まーみさんのコメ見て気づきました(*_ _)

肉祭りのインパクトが強くて、すでに鶴瓶クラスの重鎮レギュラーの扱いでした笑笑

いつも行きたいと素直に言ってくれてありがたいです。落ち着いたらガンガン来てくださいね!予約をするだけで東京本部長になります。今後ともよろしくお願いします
(*´∀`*)





ひなパパの兄貴、お仕事お疲れ様です。
次に会えるのを楽しみにしてるよん!

ANIKI Coming Soon





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